きゃーー、今日お話しした方に言われて気づいたのですが、わたし、保育園の件のその後、こちらに書いていませんでした。twitterで書いちゃったりしてるのでちょっとconfusing... ごめんなさい。ご心配くださった方々、スミマセンごめんなさい。いやーー、以前書いた記事のままだと、ずっと悩んでいるみたいでしたね!!!大丈夫です!!!
おかげさまでぶじ、認証って呼ばれる私立保育園に声をかけていただきました。長い戦いでした。まさに、戦い。戦わなくちゃいけないなんておかしいな。とりあえず、わたしの保育園問題はこれで一段落です。でも、まだ困っている同志たちはたくさんで胸がほんとうに痛む。みんなが一日も早く入れるよう、国や自治体にはがんばってもらいたいです!!!まじで!!!
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ところで、今日、強く思ったこと。親からもらった大きなおくりもの、について。
あたしは常に自分のことがだいすきで暮らしてきた。思春期のころなんかはそりゃ、いろいろなきもちになったし、今だって、もちろん、パーフェクトだと思ってるわけじゃないけど、でも、一貫して、何度生まれ変わっても何度も中川正子になりたいって思って生きてきた。あたしの2大ミューズであるジェーン・バーキンか夏木マリさんと顔や体、まつげの長さ、または人生を全部取っ替えてあげるけどどうする?なんてたとえ神さまに聞かれたとしても、0.000001秒おかずに「せっかくのお話ですが」と辞退してあたしの人生を全うしたい。でかい足もくせの強い髪も弱い爪のひとつまでも、ちっとも交換したくない。あたしはあたしのままがほんとうに、いい。我ながら暑苦しいなぁとあきれるほどの自己肯定感。
今日、パパとママと長電話して、その理由を再確認した。
あたしはパパとママにものすごく愛してもらって育ってきたんだ。
厳しかったけど、いつもあたしを信じて応援し続けてくれたパパ。まあちゃんが世界で一番かわいくて一番かしこくて一番がんばってるってずっと言ってくれてたママ。大人になった今だって、パパはあたしの仕事を理解して力強く的確なメッセージを常にくれて、ママはサイを育てるあたしの小さなステップの報告をひとつずつ「まあちゃんが素敵なお母さんだからよ」って心からほめてくれる。
客観的に見たらほんと、なんなのってくらい大げさにほめあっちゃってバカみたいに思われるかもしれない。けれど、かまわない。あたしも10代のころはむずがゆくって無反応だったりした。でも今、あたしは改めてこういうあたしの家族がだいすきで、誇りで、この積み重なった記憶にほんとうに感謝してる。両親がこんなふうに自分を信じてくれてるって想像以上に強い根っこになる。強い風がびゅうびゅうと吹いて枝がぼきりと折れそうになっても、根っこは決して揺れない。太い根は無数に細かく枝分かれして、土にはりめぐらされてる。そして思う。ひとを強く無防備に飛び込んで愛するのって、自分を愛せてないとむずかしいよね?少なくとも、あたしは、そう。
あたしは両親からはたくさんのものを受け取ってきたし、具体的なチャンスもたくさんもらった。でも、一番のおくりものは、この、自分を愛して、信じるきもちじゃないかと思う。これは、ほんとうに、お金で買えない財産。あたしがきっと一生持ち歩けるであろう、だいじな無形の宝。親になった今、あたしたちもサイに同じものを贈れたらと思う。両親があたしにしてくれたように、毎日毎日いやっていうほど、溢れるほど与え続けることによって。
だいすきなトシオ、37才の誕生日、おめでとう。
両親と同じようにあたしをいつも支えてくれて、ほんとうにありがとう。
家族でいてくれて、ありがとう。