気づくと暑い夏。ブログを2ヶ月も更新していませんでした。
60日が60秒くらいに思える。疾風のように駆け抜けてゆく濃い日々。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
わたしは、おかげさまで、元気です!
(発表したいお仕事もいくつかあるのですが、それはまた改めて!いつになるのだろう!)
そして!今日は!お知らせがあります!!
FBやtwitterではさんざんわーわーお知らせさせていただいておりますが、こちらでも改めて。
8/20から/25まで、岡山で祭りをします。
『移民/IMMIGRANTS』
東日本大震災をきっかけに岡山へ移り住んだ素晴らしい仲間たちに集まってもらいます。
わたしは彼らの暮らしの様子、生きる姿勢を撮影させてもらい、スライドショーとして発表します。
渾身で撮り、編集しました。
いま、やっとほぼ完成し、解放感とともにこれを書いています。
ぷっはーーーーーっ
それぞれの暮らしに思いを馳せ、いたこのように降りてくるものを待つ、長い作業でした。
でも、できました!!やったーやったーー!!!
24,25日にはさまざまなものづくりをする「移民」の彼らのつくったものを展示販売する「移民マルシェ」を開催します。素晴らしいメンバーです。彼らがずらりと並ぶ様子を想像するだけで、喜びに震えます。東京からはスペシャルゲストとして、オカズデザインさんに来岡してもらい、岡山の食材を使った「岡山ごはん」を一日限定100食提供してもらいます!!
ふう、、ぜいぜいぜい。
もりだくさんすぎて、、。今から興奮してぶっ倒れそうです。
わたしが個人的に大ファンの彼らが一同に会するこんな機会、貴重すぎて!!!
えーーーーーん(泣く)
岡山にこんなムーブメントがあることを、岡山の内外の方々にもっとご紹介したく、大切な友人で、大学時代より岡山在住の硝子作家の石川昌浩くんの声がけのもと、始まりました。
この祭りの準備の過程で、移民の彼らと今までよりもぐっと近くでやりとりをすることができ、素人運営のためいくつも迷惑をかけてしまったり、あちこち傷だらけになりながら、感謝の思い、尊敬のきもち、熱い涙がこみあげる場面ばかりでした。すでに全身血まみれの涙まみれです。
どうかみなさん、ぜひ、いらしてください。会いにきてください。
お待ちしています☆
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3.11、あの後、わたしたちは新しい土地にたどりついた。
光のさす方をめざし、つながり、
鼓動しはじめる、創造のものがたり。
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8/20-8/25
『中川正子による写真スライドショー』
「IMMIGRANTS/移民」(毎時00分上映開始)
3.11後の岡山での新しい暮らしを紡ぐ移民作家たちの物語を
写真家中川正子が訪ねます。
8/24&25
『移民祭』
●オカズデザインの岡山ごはん
タルマーリーの天然酵母パン、蒜山耕藝の野菜を中心に、東京で活動する料理とデザインのユニット、オカズデザインが岡山の食材を使った料理を作ります。(一日限定100食)
●移民マルシェ
参加移民
陶磁:堀仁憲・伊藤環
金工:坂野友紀・吉沢小枝
ガラス:石川昌浩(便乗)
服飾:えみおわす
マキマロ
PUENTE
プロダクトデザイン:fift・能登夫妻
パン屋タルマーリー(パン)
蒜山耕藝(米・野菜・麦茶)
bollard(コーヒースタンド 25日のみ)
元浜倉庫焙煎所(コーヒースタンド・24日のみ)
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会場:キューティパイ倶楽部
岡山市北区いずみ町2-1-4
岡山県総合グランド・クラブハウス内
http://www.bb-tiara.co.jp/cutiepie/cafe/
(土、日曜日は駐車場がたいへん混み合いますので、公共交通機関をご利用ください)
会場音楽:森山幸治(岡山市議会・サウダーヂ・エンタテインメント(有))http://www.saudade-ent.com/
会場構成:西原誠(Womb Brocante)
http://www.womb-brocante.com/
主催:第3回『くらしのものさし展』実行委員会
協賛:株式会社ティアラ、サウダーヂ・エンタテインメント(有)、Womb Brocante、ENNOVA OKAYAMA、マチノブンカサイ
後援:岡山県民芸振興株式会社
フライヤーデザイン:松岡賢太郎(トリトングラフィックス)
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様々な理由でこんなに素晴らしいひとたちが岡山に移住し
自分の「くらしのものさし」を伸ばそうと精一杯前を向いている
彼らと何かがしたい
この地で今を惜しみなく楽しみ絶え間なく喜びたい
「くらしのものさし」展
磯島祐子 石川昌浩
2年前のあの大きな地震のあと、
わたしたち家族はあたらしい土地にたどり着いた。
未知の世界にゆれ動くきもちと、一歩一歩真剣に運ぶ足と、
あたたかい出会いの中で、
ひとつずつ築きあげてきたあたらしい暮らし。
知るひとのほとんどいない、この土地での日々の始まりは、
夜の海に浮かぶ小舟のような心細さ。
「移民」という言葉が何度もあたまに浮かんだ。
わたしたちは、移民。
手探りで、つながりを大切に辿り、すべてを一から積み上げる毎日。
やがて、「移民」の仲間とは必然のようにみるみるつながり、それぞれの存在は夜空に強く光る星のようにわたしのこころを照らし続けていく。
あたらしい光を放ち、たくましくこの土地に根を下ろし始めた彼らの姿、つくるものを、だいすきな岡山のみなさんにご紹介したくて、祭りをします。
ぜひ、会いにきてください。
写真家 中川正子