六本木ヒルズに
『アーキラボ』を観にいく。
最終日なので急いで。
あたしの愛する突飛王は建築のひとなのですが、あたしはいまだに建築に対してど素人なのでちょっとお勉強しようとうきうきと向かったのでした。
で、結論を言うと。
「なんかこむずかしすぎてよくわかんないんだけど !!! (「ど」、は「怒」)!!!」
現代建築的おもしろい形などが可能になったのはつい最近のことで、それ以前の時代には建築家たちがいろいろと想像をめぐらせて都市について考えまくっていたというのはわかりました。ひとつひとつの建物を細胞(セル)のように見立てて都市も有機的に成長していくものであるとしたり、過密する都市を空中に浮かべるなどどらえもん的未来だったりひとつひとつはとてもおもしろいものがありました。
「アーキグラム」の絵も夢に満ちたかっこいいものでした。熱気球の都市など。ひとつのところに根を下ろさない自由なひとびとの楽しい町のようで。
でも、なんかつまらなかった!!!
なんか、わかんなくって悔しかった!!!
あんなすばらしそうな展覧会について大きな声でつまらないというのはなんだか頭が悪いみたいでいやなんだけどわからなかった!!日本語が難解すぎる。もっとふつうの言葉でわかるようにできるはずだ!!ほかにも、たとえばあたしのだいすきなジェイムス・タレルのアートと建築の関係にも触れていたけれど、彼の作品のすばらしさのフィーリングにふれられる試みがまったくされていなかった。なんかとりあえず羅列した、というかんじ。
そう、何かに似ていると思ったらこれは高校までの学校の社会とかの授業に似ている。
あたしはほんとじまんじゃないけど日本史も世界史も高校の時はびりから数えたほうが断然早かった。授業がだいっきらいだったので窓の外の
自衛隊習志野駐屯地の落下傘が落ちるところばかりぼさっと見てたからです。
教科書に載っているいろいろなできごとそれ自体はとても興味深いはずなのにデータやむずかしい説明や想像力を途中で断ち切るようなぶつ切りの紹介方法が興味を失わせる。今回の展示を見ているときのきもちはすごく似ていた。そんな中からも読み取れるひとでありたくてかなりいらいらしてしまったけれど、残念ながらあたしにはそこまでの才能はなく。
あたし文句いいすぎかしら。
きっといいすぎですね。
たのしみにしていただけに反動が。。。
おちつけ、マサコ。
でハートのカプチーノ。
なんだかこのブログ、ちかごろとてもとてもたくさんのひとびとにご覧いただいているようなので、あたしのこのチャイルディッシュな毒吐きで不快なきもちになった方いたらごめんなさい!!!(っていうかどなたが見てくださっているのですか?? とても多いのですけど!!!気になりますー。)
Tokyo City Viewはあいかわらずすばらしく。ここだけのためにきてもいいくらい。