紫外線が痛い季節になりました。雪のように白い肌を持つアーティフィシャルにビューティフルな美容業のお姉さんにどうしてそんなに腕を焼いているのか紫外線の害についてあなたまさか知らない訳ではないでしょうと芸術的に塗られたマスカラに縁取られたくっきり二重の目を見開きながらきつく叱られて小さい声で焼いてないんですけどと答えましたが信じてもらえませんでした。焼いてません。(蚊の声で)
でも紫外線が害のあるものというのは基本的に美容的観点から見ればのことです。確かにしみしわたるみなど美容的にはあらゆる「悪いこと」の原因でありオーストラリアみたいなストロング紫外線の土地などでは皮膚ガンの恐れもあるということなのでビューティー関連も大好きでまだまだ長生きしたいあたしとしては真剣に考えなければいけないのですが、地球に暮らしていく上で一番美しいもののひとつである太陽の恵みちゃんをそう悪者扱いして雨も降っていないのに傘をさすとか日差しがきもちい日に日陰に避難するとかそういう人生はどうしてもいやだなぁ。子供のとき、だけじゃなくてつい最近まで日焼け万歳ノースリラブなかんじで暮らしてきてその結果がこのバリ島の元気なおばちゃんと張るくらいの味のある手の甲。華奢なリングも薄いピンクのネイルもまるで似合わない。うむむ。結論保留。
でも結論保留にできないことがひとつ。
きのうはーぴーに聞いて知った
六ヶ所村の話。
坂本教授と
shing02のこの歌を聞いて。
こんなにも恐ろしいことがあっというまに起ころうとしていて知られなさすぎていてきっとこのままではまた水俣病レベルのとんでもないことが起こって初めて多くのひとがこのことに気づく。そんなことではほんとうにまるで遅すぎる。「ここちいい暮らし」をひとびとが求め始めている中で結局まだそのここちいい状態への目線が自分の半径3mくらいしかいってない段階な気がする。近いところには過敏なくせに遠いところで起こることへの危機感が希薄。少なくともあたしはそう。人まかせでぼんやりとしている。つい。なさけない。花粉症とかアトピーとかの変な病気という形や強くなる一方の紫外線や短すぎる春や小さいサインはずっと出ていて地球が汚れきっていることは気づいているのにすぐ、慣れてしまう。そして今回のこのことは徐々に汚れていく地球に猛毒をまき散らすことで理由がなんであれこんなことをぼんやりと許していたら絶対にいけないと思う。
深呼吸する空気にどっさり放射能が混じっていることを考えたら。
(は−ぴー教えてくれてありがとう)