近頃の撮影の前にはマドンナのThe confessions tourのDVDを見てからでかけています。美しいマドンナ。常に止まらないマドンナ。ひとりの人間の放つ強いエネルギーに世界中のひとが動かされる。彼女が完璧であると同時に生身の人間であることに何よりも。
そして彼女が言うこの言葉にいつもぐっときて充電。現場に向かうのでした。
ちょっと長いけど。
「さっき歌った歌、私、I can make it aloneって歌ったでしょう。あれはウソ。
なぜなら、ひとりでなんかできないから。
この機会にこのショウを支えてくれてる何百もの人に感謝するわ。
私はふだん人前でスタッフへの感謝を言ったりしないんだけど。
照明クルー、音響クルー、私のすばらしいバンド。ダンサーたち、
ヘアメイク、コスチュームデザイナー。
すごく安っぽく聞こえるかもしれないけど、
彼らのすばらしいハードワークでショウは成り立ってる。
ほんとうに、私ひとりでは、まるで何も成し得ないのよ。
そしてファンのあなたたち。
ほんとうにありがとう。I can't make it alone.」
そのあと"pay no attention to my nonsense."って言いながら照れるマドンナはトップオブトップに立ち続けるひとであるけどとても人間らしくて、こんなひとにならクルーは自分の持てる力すべてを捧げたいと思うにちがいない。クルーの一員でもないくせに泣きそうになるあたし。
強いひとほど自分の弱さを知っていてひとの力に感謝できる。そんな気がする。
マドンナの後ろにぴったりひっついて不敵な笑みをたたえて踊る、ジェニー清水に似たオリエンタルのダンサーのお姉さんがクールで美しくてあたくしめろめろです。
彼女、誰なのかしら。誰か知ってたら教えてください。